目次
初めてのプロバイダー変更の注意点5つ
プロバイダーを変更するときには、いくつかの注意点に気をつける必要があります
。特に最近では、遠隔操作によるプロバイダー変更の不正な勧誘や詐欺が増えているため、慎重に対応することが大切です。
たとえば、突然「プロバイダーを変えませんか?」という電話やメールが来た場合、信頼できる会社かどうかしっかり確認しないと、思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
それだけでなく、プロバイダーを変更するときには、その他にもいくつか注意すべき点があります。
まず、インターネットの接続が一時的に停止する可能性があります。
プロバイダーを切り替える際に、数日間ネットが使えなくなることがあるので、切り替えのタイミングには気を配る必要があります。
特に、テレワークやオンライン授業を行っている場合、この点は重要です。
次に、メールアドレスの問題です。プロバイダーが提供しているメールアドレスを使っている場合、そのプロバイダーを解約すると、そのアドレスが使えなくなってしまいます。
メールアドレスを継続して使いたい場合は、移行手続きや新しいアドレスの取得を事前に行っておくことが大切です。
また、契約内容をしっかり確認することも必要です。
新しいプロバイダーが提供するサービスの料金や、現在のプロバイダーの解約手数料、違約金がかかるかどうかなどを確認しましょう。
契約期間や条件によっては、予期しない費用が発生することがあるため、事前にこれらの点をよく確認しておくことで、余計なトラブルを防ぐことができます。
さらに、違約金のことも考えなければなりません。プロバイダーを変えると違約金が発生する場合があります。その場合、どのくらいの費用が必要なのかも考えなければなりません。
プロバイダーを変更するときには、これらの注意点を頭に入れて、慎重に計画を立てて進めることが大切です。
プロバイダー変更の注意点1:メールアドレスが使えなくなる
プロバイダーを変更すると、今まで使っていたプロバイダーのメールアドレスが使えなくなります。
これが困った問題です。メールアドレスが変わると、これまでやり取りしていた相手との連絡が途絶えてしまう可能性があります。
もし、もう連絡を取りたくない相手であれば問題ありませんが、これからも仲良くしたい友人や大切な人との連絡ができなくなってしまうのは、とても辛いことです。
普段のやり取りにメールを使っている場合は特に、相手に新しいメールアドレスを知らせておかないと、重要な連絡が届かなくなってしまうかもしれません。
そのため、プロバイダーを変更する際には、事前に新しいメールアドレスを取得しておき、必要な人にはきちんと連絡しておくことが大切です。
対策
けど、安心して下さい。メールアドレスを残す方法があります。数百円が必要なんですけど、最小の契約をすれば、メールアドレスだけは残ります。これなら、これからも大切な方との連絡が取れますよね。
下記に別のメールアドレスを残す最小プランの一覧を載せておきますね。参考にしてみて下さい。
但し、Yahoo!BBの場合は、メールアドレスが残せません。その場合は、フリーメールのyahoo.co.jpを使うことになります。その事も考えて最初からフリーメールを使っておくってのも失敗しないためには必要かなって思います。
メールアドレスを残す最小プラン一覧
OCN光:バリュープラン 250円
So-net光:モバイルコース 200円
DTI光:Ubicプラン 200円
GMOとくとくBB:フレッツ・ISDN接続サービス 430円
BB.excite:BB.exciteメール 380円
BIGLOBE:ベーシックコース 200円
詳しくはこちら⇒メールアドレスを残す方法とは
参考にしたサイト⇒https://saku10-hikari.com/internet/provider/email-address/
プロバイダー変更の注意点2:違約金が発生する時がある
プロバイダーを変更する際には、他にも気をつけたい点があります。
たとえば、今契約しているプロバイダーとの間に「〇年間の契約期間」という縛りがある場合、その期間内に解約すると違約金が発生することがあります。
この縛りは多くの場合、割引キャンペーンによるものです。契約を早く終わらせてしまうと、その約束を破ったことになり、結果として違約金を支払う羽目になります。
違約金は数万円ほどかかることが多く、思わぬ出費となることがあります。
また、キャンペーンでキャッシュバックを受けられる場合でも、そのお金が実際に戻ってくるまでには数ヶ月かかることがあります。
つまり、一時的にでも自腹を切ることになり、金銭的な負担を感じることもあります。
そのため、違約金を避けたいのであれば、多少縛りが嫌だと感じても、その期間は契約を続ける方が得策です。
〇年間の縛りがある場合は、その期間をしっかり守って利用するのが、最もリスクの少ない方法です。
縛りを解く方法としては、契約期間の満了後、翌月か翌々月に解約するのがベストです。
たとえば、2年間の契約があるなら、25ヶ月目か26ヶ月目に解約すれば違約金が発生しません。これを逃すと、また新たな縛りが生じることがあるので、タイミングは非常に重要です。
キャンペーンによって違約金が発生するケースの多くは、「〇ヶ月間割引」や「料金の割引」といったプロモーションが原因です。
違約金を避けたい場合は、こうした割引キャンペーンを利用しないという選択肢も考えられます。
ただし、多くのプロバイダーは契約時に自動的にキャンペーンを適用してくるため、完全に避けるのは難しいかもしれません。
そのため、割引キャンペーンを行っているプロバイダーを選ばないというのも一つの考え方として検討する価値があります。
プロバイダ名 | 違約金 | 縛り年数 |
---|---|---|
OCNインターネット | 戸建て:5,500円 マンション4,180円 |
2年 |
So-net光 | なし | なし |
BIGLOBE光 | 戸建て:4,100円 マンション:3,000円 |
2年 |
nifty光 | 戸建て:4,840円 マンション:3,630円 |
2年 |
ソフトバンク光 | 11,000円 | 2年 |
DTI光 | 0円 | なし |
楽天ひかり | 戸建て:5,280円 マンション:4,180円 |
2年 |
ドコモ光 | 戸建て:5,500円 マンション:4,180円 |
2年 |
auひかり | 15,000円 | 3年 |
詳しくはこちら⇒今まで契約していたプロバイダの解約
参考にしたサイト⇒https://www.soldi.jp/articles/internet_cancellation_penalty/
対策
プロバイダーを変更する際に最も理想的なタイミングは、契約期間が満了を迎える月です。
たとえば、2年間の契約がある場合、その契約が終わるタイミングで解約や変更を行うのがベストだとされています。
具体的には、契約が始まってから25ヶ月目に変更するのが望ましいです。この時期に変更を行うことで、違約金が発生しないため、余計な費用を払わずに済むからです。
契約期間が満了する前に解約してしまうと、違約金が発生してしまう可能性があるので、タイミングをしっかり見極めることが重要です。
多くのプロバイダーでは、契約期間が設定されており、2年や3年といった縛りがあります。
これらの縛りは、契約を続けることで割引を受けたり、特典を受け取ったりできるものですが、その期間内に解約すると違約金を請求されることがあります。
そのため、契約満了月にプロバイダーを変更するのが理想的だと考えられています。
契約が満了する月に解約や変更を行うと、違約金を払わなくて済むだけでなく、キャンペーンなどの特典をすべて受け取った状態で新しい契約に移行できます。
これにより、金銭的な負担を最小限に抑えることができます。
タイミングを見誤って契約期間中に解約してしまうと、割引などで得た分以上に違約金を支払うことになり、かえって損をしてしまうことがあります。
したがって、プロバイダーを変更する際は、契約書に記載されている契約満了日や解約可能な月をしっかり確認し、そのタイミングで変更手続きを行うことが、最も賢い選択です。
詳しくはこちら⇒理想的なプロバイダー変更のタイミング
プロバイダー変更の注意点3:インターネットに接続できない期間ができることがある
プロバイダーを変更する際には、前のプロバイダーとの契約を解約し、新しいプロバイダーの設定を行う必要があります。この過程において、一時的にインターネットに接続できない期間が生じる可能性があります。
変更の手続きは、新しいプロバイダーへの申し込み、現在のプロバイダーとの解約手続き、新しいルーターやモデムの設定などが含まれます。
新しいプロバイダーが提供する機器を設置し、適切なネットワーク設定を行う必要がありますが、この作業には時間がかかることがあります。
また、ドメインネームサーバー(DNS)の設定を新しいプロバイダーのものに変更する必要もあります。
解約手続きも一定の時間を要することがあります。前のプロバイダーとの契約を正式に解除し、そのプロバイダーのネットワークから切り離されるまでの間、インターネット接続が一時的に中断される可能性があります。
新しいプロバイダーの設定が整い、前のプロバイダーとの解約が完了すれば、インターネット接続が復旧します。
この過程は通常迅速に行われますが、状況によっては数時間から数日間にわたって接続が中断される可能性もあることを理解しておく必要があります。
プロバイダーの変更は、より高速で信頼性のある接続を得るために重要な一歩ですが、その過程において一時的な接続の途絶を覚悟することが大切です。
新しいプロバイダーが提供するサービスを最大限に活用するためには、この一時的な期間に耐えることが求められます。
プロバイダー変更の注意点4:モデムやルーターをレンタルしてる場合は返却しなければならない
プロバイダーを変更する際には、以前ご利用いただいていたプロバイダーから提供されていたモデムやルーターを返却する必要があります。
この手続きは、新しいプロバイダーに切り替えるための大切なステップの一つです。
以前のプロバイダーからレンタルしていたモデムやルーターを返却する理由は、いくつかの重要なポイントがあります。
まず第一に、これらの機器は以前のプロバイダーのサービスに関連して提供されたものであり、新しいプロバイダーのサービスには直接関与しないからです。
新しいプロバイダーには、そのプロバイダーが提供する適切な機器を使用する必要があります。
また、モデムやルーターはプロバイダーから借り受けたものであり、一部のプロバイダーはこれらの機器に対して月額料金を請求しています。
変更することで以前のプロバイダーとの契約が解除されますが、その際にはそのプロバイダーから提供された機器も返却しなければならない規定があることがあります。
返却手続きは、通常、新しいプロバイダーに申し込んだ際に具体的な案内が提供されます。
プロバイダーは返却の方法や場所について説明し、スムーズな返却手続きをサポートします。
これにより、以前のプロバイダーとの関係を適切に終了し、新しいプロバイダーのサービスを始める準備が整います。
総括すると、プロバイダーを変更する際には、以前のプロバイダーから提供されたモデムやルーターを返却することが必要です。これは新しいプロバイダーのサービスにスムーズに移行するための重要なステップであり、新しいプロバイダーが適切な機器を提供することを保証するための措置です。
プロバイダー変更の注意点5:遠隔操作によるプロバイダー変更の勧誘に注意
ある記事に書かれてたことですが、遠隔操作によるプロバイダー変更の勧誘が増えてるそうで、かなりの苦情があるそうです。恐らくですが、勝手に遠隔操作によってプロバイダーを自社が勧誘してるプロバイダーに変えてしまうという恐ろしいことが起こってるのでしょう。
ただの勧誘ならいいのですが、こういった遠隔操作などというものがキーワードにあったら注意して下さい。間違っても遠隔操作をしてまでプロバイダーを変更させることはいたしません。
参考にしたサイト⇒遠隔操作によるプロバイダ変更の勧誘について/総務省
プロバイダー変更の注意点<補足>:回線工事が必要な場合がある
プロバイダの変更をするとなると、光回線の場合は一番のネックが回線工事じゃありませんか? 同じフレッツ光なら今なら事務手続きをするだけで変更が可能なのですが、他社光回線へ変更となると工事が必要になります。
回線工事をするのって誰もが、面倒だと考えてしまうところでしょう。それどころか工事をするという事は、自宅に余計な穴を開けられてしまうのではないかと不安に思ったりしてしまう事でしょう。
だけど、意外と光回線工事を体験してみると、それほど面倒でもなかったり、自宅に穴を開けずに自宅内へ光ファイバー線を引き込んでもらったりと、案外光回線工事はネックじゃなかったりします。
2019年7月1日より「事業者変更」の手続きをすると、例えばSo-net光からOCN光へなどの同じプロバイダー同士での変更や、OCN光からドコモ光への変更でも「事業者変更承認番号」を発行する事で事務処理で変更が出来てしまうのです。
今、プロバイダーなんだけど、ドコモ光へしたいって方も。プロバイダーなんだけど、フレッツ光へ戻したいって方も、工事不要で変更が出来るようになったので、不安は解消されたのではないでしょうか? この機会に変更を検討されてみてはどうですか。
プロバイダー変更と言うとどうしても、回線工事が気になりますが同じフレッツ光同士なら回線工事をする必要もなく変更が可能なので、失敗しないためにはそのことも覚えておくと良いかと思います。
但し、フレッツ光以外へ変更をすると回線工事が必要になりますので、注意が必要です。下記にその際に必要な回線工事費の一覧を載せておきますね。参考にしてみて下さい。
光回線工事費一覧
フレッツ光:15,000円~18,000円
プロバイダーレーション:15,000円~18,000円
ドコモ光:15,000円~18,000円
auひかり:30,000円~37,500円
NURO光:40,000円
詳しくはこちら⇒回線工事費はどう?
詳しくはこちら⇒プロバイダーを変えたらすること
参考にしたサイト⇒https://selectra.jp/telecom/guides/saving-bill/internet/line-construction
まとめ
プロバイダーを変更する際に注意すべき点をまとめました。特に最近増えている遠隔操作によるプロバイダー変更の勧誘には十分に気をつけてください。
これはもはや犯罪に近い行為であり、知らない間に契約を変更されてしまうことがあります。そういった悪質な勧誘に引っかからないよう、細心の注意を払うことが大切です。
また、オプション契約にも注意が必要です。悪質な代理店では、不必要なオプションを無理やり契約させ、月々の料金が予想以上に高くなるケースがあります。
不必要なオプションは絶対に契約しないようにし、慎重に内容を確認することが大事です。
これらの悪質な勧誘やオプション契約と比べれば、メールアドレスの変更や月額料金の変動は比較的軽い問題ですが、それでも基本的な注意点です。
プロバイダーを変えると、これまで使っていたメールアドレスが使えなくなったり、月額料金が変更されたりする可能性があるため、この点も忘れずに確認してください。
通信速度に関しては、契約内容によって改善できることがあります。
たとえば、v6プラスやv6アルファといった最新の接続方式を利用すると、速度が向上することがありますので、こうしたオプションを検討してみるのも良いかもしれません。
プロバイダーを変更する際には、これまで述べた7つのポイントをしっかりと確認し、注意を払うことがトラブルを避けるために重要です。
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詳しくはこちら⇒プロバイダー変更TOPに戻る