ウイルスの感染経路とは
コンピュータウイルスはマルウェアと呼ばれる小型ソフトです。
ウイルスに感染したパソコンはデータを削除される、設定を書き換えられるなどして正常に動作しなくなる恐れがあります。
コンピュータウイルスはどのようにして私達の使うパソコンに侵入するのでしょうか?
ウイルスの感染経路の一つは電子メールです。
ワームと呼ばれる種類のウイルスに感染したパソコンはユーザーの意思に関わらず、ウイルス付きのメールを不特定多数に一斉送信します。
そのメールを開いた人のパソコンが次々とウイルスに感染するのです。
ワームはUSBフラッシュメモリーからも感染します。
トロイの木馬と呼ばれるウイルスは、偽のゲームや便利ソフトから感染します。
というのも、トロイの木馬はユーザーの目を引くソフトのふりをして侵入するウイルスだからです。
トロイの木馬に感染したパソコンは個人情報を盗まれたり、パソコンの設定を勝手に書き換えられるといった症状を発症します。
スパイウェアはフリーソフトと同時にインストールされたり、悪意あるActiveXから感染します。
IEのセキュリティ設定によってはWEBサイトを見ただけでスパイウェアがインストールされることも。
他にも、インターネットでネットサーフィンをしているうちに、知らず知らずにウイルスの含まれるデータのダウンロードがはじまる例があります。
ウイルスに感染しないための対策
ウイルスに感染しないためにはどうしたらいいのでしょうか。
ウイルスはインターネットを介して感染するケースが多いです。
ですからもし自分のパソコンがウイルスに感染した場合は、落ち着いてインターネット接続を一度オフにすれば感染の拡大を防げます。
ウイルス対策に有効なのはウイルス対策ソフトです。
各メーカーから購入より1年間更新されるウイルス対策ソフトが出ています。
月額料金を払って契約するものもありますから、スタイルに合ったものを選びましょう。
Microsoft社が無料のMicrosoft Security Essentialsというウイルス対策サービスを提供しているので、こちらの利用もおすすめです。
ウイルス対策ソフトをインストールしていればパソコンを起動している間は常に動向を監視し、ウイルススキャンでウイルスを発見・駆除してくれます。
最新のウイルスは発見できないケースもあるので、定期的に更新データを受け取り最新の状態を保っておくことが大切です。
さらに重要なのは、ユーザーが怪しいと思うWEBサイトやメールを閲覧しないことです。
しかしごく普通に見えるWEBサイトから感染する危険もあるので、IEを使用している場合はセキュリティ設定を高めに設定しましょう。
IEのセキュリティホールを利用して侵入するスパイウェアもあります。
ユーザーはWindows Updateも定期的に行っておくことをおすすめします。
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まとめ
コンピューターウイルスとは、悪意のあるソフトウェアプログラムの一種で、コンピューターシステムに感染して、動作を妨げたり、機密情報を盗んだり、他のコンピューターシステムに感染したりすることがあります。
ウイルスは、主に電子メールの添付ファイル、不正なWebサイト、ダウンロードされたファイル、不正な広告などを通じて、コンピューターに侵入します。感染すると、ウイルスはコンピューターシステム内で自己複製し、他のコンピューターシステムに感染することができます。
ウイルスによって引き起こされる被害には、コンピューターシステムの動作が遅くなる、データやファイルが破損する、機密情報が盗まれる、ハッキングのためのバックドアが設置されるなどがあります。
コンピューターウイルスから自分自身を守るためには、常に最新のウイルス対策ソフトウェアをインストールし、不審な電子メールやWebサイト、ダウンロードされたファイル、不正な広告などには注意を払うことが重要です。
また、定期的なデータバックアップを行うことも、ウイルスからの復旧に役立ちます。
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