プロバイダーとルーターの違いについて
プロバイダーとルーターの違いを例で説明すると、プロバイダーは「水道会社」、ルーターは「蛇口」のようなものだと考えるとわかりやすいです。
水道会社(プロバイダー)は家に水(インターネット回線)を供給しますが、蛇口(ルーター)がなければ、その水を各部屋で使うことはできません。
プロバイダーが提供するのはインターネット接続そのものです。例えば、NTTやKDDIと契約して光回線を引くことで、家までインターネットが届きます。
しかし、このままではパソコンやスマートフォンをインターネットに接続することはできません。ここで登場するのがルーターです。
ルーターはプロバイダーが供給したインターネット回線を家庭内の複数のデバイスに分配します。
たとえば、家のリビングでノートパソコンを使う人も、寝室でスマートフォンを使う人も、同じインターネット接続を利用できるのはルーターがその回線を各デバイスに送信しているからです。
さらに、プロバイダーを変えることは、水道会社を変えるのと似ており、インターネットの供給元を変更することを意味しますが、ルーターを変更するのは蛇口を交換するようなもので、接続の仕方や分配の方法が変わることを指します。
したがって、インターネットが遅いと感じたとき、問題がプロバイダーにあるのか、ルーターにあるのかを確認することが重要です。
プロバイダー側に問題があれば、契約している通信会社に連絡する必要がありますが、ルーターが原因の場合はルーターを再起動したり、新しいものに交換することで解決することが多いです。
このように、プロバイダーとルーターは、インターネット接続を実現するためにそれぞれ異なる役割を担っています。
参考:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13180880883
まとめ
プロバイダーとルーターの違いは、インターネット接続における役割が異なることにあります。
まず、プロバイダーはインターネットサービスプロバイダー(ISP)の略で、ユーザーにインターネット接続を提供する会社です。
プロバイダーは、ユーザーの自宅やオフィスにインターネット回線を敷設し、その回線を通じてインターネットにアクセスできるようにします。
代表的なプロバイダーには、NTTやSoftBank、auなどの通信会社があります。
一方、ルーターは、インターネット回線を家庭内やオフィス内の複数のデバイスに分配するための機器です。
プロバイダーから提供されたインターネット回線を、パソコンやスマートフォン、タブレット、ゲーム機などに接続できるようにルーターが中継します。
ルーターには、有線接続用のポートやWi-Fi機能が備わっており、Wi-Fiを利用すればケーブルを使わずに無線でインターネットに接続することができます。
プロバイダーはインターネットへの接続そのものを提供し、ルーターはその接続を家庭内やオフィス内の各デバイスに分配する役割を持っています。
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