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事業者変更でプロバイダを変更する手順と方法について
事業者変更と聞いて何だろうと思った方もいるかもしれません。光コラボレーションやドコモ光へ転用したのはいいが、そこから他社へ変更するのが困難という問題が起こりました。
それから数年後の2019年7月より事業者変更手続きがスタートしました。
事業者変更が行われるまでは、光コラボレーションから他社へ変更する際には必ず回線工事が必要でした。
同じフレッツ光なのになぜと思うかもしれませんが、当時は工事をしなければ変更できなかったのです。事業者変更手続きが始まってからは、回線工事をすることなく変更が可能になりました。
その代わりに、現在利用している事業者から事業者変更承諾番号を発行してもらう必要があります。では、実際に事業者変更の手続きの手順と方法について紹介します。
1.事業者変更承諾番号の取得
現在利用している事業者から事業者変更承諾番号をサポートに電話をして取得します。取得したら、その番号は大切ですので保管しておいて下さいね。取得の際にはメールアドレスが必要になります。登録してるメールアドレス宛に事業者変更承諾番号が送られてきます。
2.プロバイダを申し込む
ここで申し込みをしたい光コラボレーション事業者およびドコモ光などへのプロバイダに申し込みをします。その際には、必要事項を入力していきますが、事業者変更承諾番号も入力をします。
「名前」「メールアドレス」「住所」「事業者変更承諾番号」など記入漏れがないか確認をしてから「申し込み」ボタンを押します。これでプロバイダの申し込みは完了です。
3.プロバイダより申し込みの確認
申し込みを完了するとプロバイダから確認のメールが届きます。内容を確認して間違いがないか大丈夫かを見ておきましょう。特に「名前」「住所」などが間違いがあると重要書類が届かない可能性が出てくるので注意しましょう。
4.プロバイダよりご利用案内とレンタルルーターが届く
約1週間ほどしてからプロバイダからご利用案内が郵送にて届きます。それと同時にレンタルルーターも届きます。但し、プロバイダ側がレンタルルーターを用意してない場合は届きません。v6プラスやv6アルファを申し込んでいる場合はレンタルルーターが届きます。
プロバイダからご利用案内とレンタルルーターが届いた場合は、内容について確認をしておきましょう。足りないものはないですか? また、間違いなどないでしょうか? もしあればプロバイダのサポートへ連絡をしておきましょう。
5.パソコンや端末に設定をする
プロバイダからご利用案内が郵送にて届いたら、早速パソコンやご利用される端末にプロバイダの設定やメールアドレスの設定などをしましょう。また、レンタルルーターが届いた場合もルーターの設定はしておきましょう。
但し、v6プラスおよびv6アルファを申し込みされた場合は、専用のレンタルルーターが届くので設定をする必要はありません。パソコンや端末に接続して電源を入れるだけでインターネットに接続出来ます。
6.インターネットへの接続
すべての作業が終われば、インターネットへ接続してみましょう。完了すればこれで全ての作業が終わりです。新しいプロバイダに乗り換えてインターネットを楽しんで下さい。お疲れ様でした。
詳しくはこちら⇒【プロバイダ乗り換えの手順】
事業者変更とは
事業者変更とは、光回線を提供するフレッツ光そのものは変えずに、サービス提供事業者を変更する手続きのことを指します。
光回線を利用したインターネット接続サービスは、NTT東日本やNTT西日本が提供する光回線(フレッツ光)を使用して、さまざまな事業者がインターネット接続サービスを提供しています。
この場合、ユーザーは光回線の提供元であるNTTと直接契約するのではなく、光コラボレーション事業者(光コラボ)を通じてインターネット接続を利用しています。
事業者変更の手続きは、この光コラボレーション事業者を変更する際に行われるものです。
事業者変更を行う理由はさまざまで、料金の見直しやサービス内容の向上、新しいプロモーションの利用などが主な動機です。
現在契約している事業者に満足していない場合や、他の事業者がより魅力的なプランを提供している場合に、事業者変更を検討することが一般的です。
特に料金が安くなったり、通信速度やサポート体制が改善されたりすることで、ユーザーにとっては大きなメリットが得られる場合があります。
事業者変更を行う際、ユーザーがまず行うべきステップは、現在契約している事業者から「事業者変更承諾番号」を取得することです。
この番号は、新しい事業者との契約手続きを進める際に必要となるもので、発行されるとその有効期限内に新しい事業者へ提出する必要があります。
この手続き自体は比較的簡単で、電話一本で済むことが多いですが、事業者によってはサポート窓口が混雑することもあるため、余裕を持って対応することが推奨されます。
電話での対応が基本となるため、平日や休日の特定の時間帯は特に注意が必要です。
事業者変更手続きが完了すると、新しい事業者のサービスが開始されますが、基本的に回線工事などの大規模な作業は不要です。
これは、回線そのものはNTT東日本やNTT西日本が提供するものであり、変更が行われるのはサービスを提供する事業者だけだからです。
工事費用がかからない点や、インターネットの利用が一時的に停止することなくスムーズに移行できる点が、事業者変更の大きなメリットです。
ただし、事業者変更を行う際にはいくつかの注意点もあります。まず、契約の解約や違約金が発生する場合があります。
多くの光コラボ事業者では、最低利用期間や契約期間の縛りが設定されており、その期間中に解約する場合には違約金が発生する可能性があります。
これを避けるためには、契約の更新月や解約料が発生しないタイミングを確認してから事業者変更を進めることが重要です。
また、新しい事業者での契約条件や料金プランについても十分に理解しておく必要があります。
特に、プロモーションや割引が一時的なものであったり、後から料金が上がる場合があるため、長期的な視点でのコストを考慮することが大切です。
事業者変更は、光回線サービスをより有利に利用するための手段として多くのユーザーに利用されていますが、メリットだけでなくデメリットやリスクもあるため、事前に十分な情報収集と計画を行うことが求められます。
まとめ
事業者変更の手続きは転用の手続きと似ていますが、いくつかの違いがあります。
大きな違いは、NTT東日本やNTT西日本から転用する場合と、現在利用している事業者から他の事業者に変更する場合の手順です。
転用の場合、光回線の契約自体はNTT東日本やNTT西日本と続くため、契約先の事業者のみが変わります。
一方、事業者変更では、光回線の提供元はそのままに、サービスを提供する事業者が変更される形となります。
これらの手続きの違いを踏まえた上で、具体的な作業の流れはほとんど同じです。
新しい事業者との契約を開始する前に、まず現在利用している事業者から「事業者変更承諾番号」を取得する必要があります。
この番号は、新しい事業者に乗り換えるために必要なもので、取得しなければ次のステップに進むことができません。
事業者変更承諾番号を取得する際は、現在の事業者のサポート窓口に電話をして問い合わせるのが基本的な手段です。
現時点では、オンラインやメールでの取得は一般的に対応していないため、電話での問い合わせが必要です。
事業者のサポート窓口は時期や時間帯によっては混雑していることがあります。
そのため、電話する際は時間に余裕を持って行うことが推奨されます。
また、事業者変更の手続きは契約更新や解約のタイミングと関連していることが多いため、手続きをスムーズに進めるために、契約の詳細や変更のタイミングをしっかり確認しておくことが大切です。
参考にしたサイト⇒【事業者変更について】
詳しくはこちら⇒プロバイダー乗り換えTOPに戻る