光コラボ「新規」「転用」「事業者変更」の違いについて
光コラボレーション(光コラボ)とは、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を利用して、各プロバイダーが独自のサービスや料金プランで提供する光回線サービスのことです。
光コラボの契約方法には「新規」「転用」「事業者変更」の3種類があり、それぞれに異なる特徴やメリット・デメリットがあります。これらの違いを、例題を用いてわかりやすく解説します。
参考:https://www.soumu.go.jp/main_content/000845749.pdf
新規について
まず、新規契約についてです。新規契約とは、今まで一度もフレッツ光回線を使用していない、もしくは一度解約している状態で新たに光コラボを契約することを指します。
たとえば、引っ越し先で初めて光回線を契約する場合や、以前フレッツ光を使っていたけれどすでに解約済みで再び光コラボの契約を検討している場合などが新規契約に該当します。
この方法のメリットは、プロバイダーが新規契約者向けのキャンペーンや割引を提供していることが多いため、特典が豊富である点です。
一方で、工事費用がかかることが多いため、最初の出費が大きくなる可能性があります。また、工事の日程調整が必要な場合もあり、契約から利用開始までの時間がかかることもあります。
転用について
次に転用について説明します。転用とは、現在NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光を契約しているユーザーが、フレッツ光の設備をそのまま利用して光コラボに乗り換えることを指します。
例えば、フレッツ光を契約していた人が、よりお得な料金プランを求めてドコモ光やソフトバンク光などの光コラボサービスに乗り換える場合が転用に該当します。
転用のメリットは、工事が不要で、契約手続きが比較的簡単であることです。フレッツ光の回線設備をそのまま使えるため、乗り換えにかかる手間が少なく、通常の利用をほぼ中断せずに済みます。
ただし、フレッツ光から光コラボへの転用では、回線工事費用がかからないものの、一部のプロバイダーでは事務手数料が発生することがあります。
また、転用することでフレッツ光の割引サービスやキャンペーンが終了することがあるため、現在利用しているサービスの内容や割引を確認しておくことが大切です。
事業者変更について
最後に事業者変更についてです。事業者変更とは、すでに光コラボのサービスを利用しているユーザーが、他の光コラボ事業者に乗り換える際の方法です。
たとえば、現在ドコモ光を利用しているユーザーが、料金やサービス内容に不満を感じ、ソフトバンク光に乗り換える場合などが事業者変更に該当します。
事業者変更の最大のメリットは、同じ光コラボの設備を使っているため、新たな工事が不要で手続きも簡単に済むことです。
また、契約期間の途中で乗り換える場合でも、違約金がかからない事業者や、乗り換えサポートを行っている事業者が多いため、コストを抑えて柔軟に乗り換えることができます。
しかし、一部のプロバイダーでは事業者変更手数料が発生することがありますし、現在の契約で受けている特典や割引が継続されない場合もあるため注意が必要です。
まとめ
光コラボの契約方法には「新規」「転用」「事業者変更」の3種類があります。
新規契約は、フレッツ光回線を今まで使ったことがない人や、すでに解約済みの人が新しく契約する場合です。工事が必要な場合もあり、初期費用が発生しますが、キャンペーンが多いのが特徴です。
転用は、現在フレッツ光を利用している人が、その回線をそのまま光コラボに乗り換える場合を指します。工事が不要で手続きが簡単ですが、フレッツ光の割引やキャンペーンが終了する可能性があります。
事業者変更は、すでに光コラボを利用している人が、別の光コラボ事業者に乗り換える際の方法です。
工事不要で手続きが簡単なことに加え、違約金がかからない場合もありますが、現在の割引が継続されないこともあるため注意が必要です。
TOPに戻る⇒光コラボ比較ナビ