著者:プロバイダー変更アドバイザー、梅本清志

転用でプロバイダを変更する手順と方法について


転用とは、フレッツ光を光コラボレーション事業者へ移行することを指します。

これにより、フレッツ光の回線とプロバイダサービスが一体化し、一つの光インターネットサービスとして提供される形になります。

簡単に言えば、フレッツ光を使った別事業者と契約する仕組みです。

転用を行う際に重要なのが「転用承諾番号」です。これは、転用手続きを進めるために必須となる番号で、事前に取得しておく必要があります。

この番号がないと、光コラボレーション事業者への移行ができないため、必ず覚えておきましょう。

1.転用承諾番号を取得する

まずは、転用承諾番号を取得することが必要です。

これはNTT東日本またはNTT西日本から発行してもらうもので、フレッツ光の回線を利用して光コラボレーション事業者でインターネットを使用するための承認手続きです。

取得方法はとても簡単です。NTT東日本・NTT西日本の公式ホームページにアクセスし、転用承諾番号発行の専用ページで必要事項を入力して申し込みます。

申し込みが完了すると、登録したメールアドレスに転用承諾番号が送付されます。

申し込み時には「名前」「メールアドレス」「住所」などの情報に漏れがないかを必ず確認してください。

特に「メールアドレス」は、転用承諾番号を受け取るために重要な項目ですので、正確に入力するようにしましょう。

転用申し込み先 転用申し込みページ
NTT東日本 転用申し込みページ
NTT西日本 転用申し込みページ

2.光コラボレーション・ドコモ光を申し込む(プロバイダの申し込み)

転用承諾番号が手に入ったら、早速ですが申し込みをしたいプロバイダに申し込みをします。転用なので光コラボレーションかドコモ光のプロバイダになります。くれぐれもauひかりやNURO光、eo光などに申し込みをしないように。

転用ですので、フレッツ光を利用する光インターネットサービスになります。申し込む際にも「名前」「メールアドレス」「住所」などの記入漏れがないか確認をしながら申し込みをして下さい。

電話申し込みだと電話が繋がらない場合があるので、即申し込みが可能なインターネット申し込みをおすすめします!

光コラボ名 申し込みページ
おすすめ!OCNインターネット 【公式サイト】OCN オンラインショップ
ドコモ光 【公式サイト】ドコモ光
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3.プロバイダから確認の連絡

自動返信になるかも知れませんが、プロバイダから入力したメールアドレス宛に確認の連絡があります。その際には間違いがないかを確認しておきましょう。もし入力漏れや間違いがあれば返信して間違いを修正しましょう。

4.プロバイダからご利用案内の通知、レンタルルーターの送付

転用を経験したことから書かせてもらうと、約1週間ほどでプロバイダからご利用案内の通知が郵送にて届きます。それと同時にレンタルルーターも送られてきます。私の場合はレンタルルーターではなかったので、ご利用案内の通知だけでした。

郵便で届いたご利用案内の内容は、プロバイダIDやパスワードなどの利用するにあたって重要なことが書かれたものとなります。大切に保管しておきましょう。

5.プロバイダの設定およびルーターの設置

転用とはいえ、プロバイダを乗り換えているならば、プロバイダIDとパスワードの設定が必要です。もし、プロバイダの設定が難しいようであれば、プロバイダのサポートに依頼しても良いかも知れませんね。

プロバイダのサポートに訪問設定サポートがあります。プロバイダのキャンペーンで初回のみ無料でやってくれる事があります。利用してみましょう。

新規ではないので新しくルーターを買い替える必要はありません。転用前に使っていたルーターをそのまま使うことも出来ます。但し、v6プラスやOCNのv6アルファなどを使う場合は、専用のレンタルルーターが送られてくるのでパソコンなどに設置する必要があります。

v6プラスやv6アルファの場合は、プロバイダ設定は必要ありません。レンタルルーターを設置して電源を入れるとプロバイダの設定をせずにインターネットに接続されます。

6.インターネットの開通

これでインターネットへの開通となりました。ご苦労様です。どうでしょうか? 転用の場合は光回線の工事が必要ありません。ですから、気軽に乗り換えが出来ます。但し、転用はNTT東日本・NTT西日本からとなります。

詳しくはこちら⇒【プロバイダ乗り換えの手順

まとめ


転用とは、NTT東日本・NTT西日本から転用承諾番号を取得する手続きを指します。これが転用の最大のステップであり、それ以外の作業は非常にシンプルです。

フレッツ光を利用している場合、転用を行っても新たに光回線工事をする必要がないため、手間がかかりません。

転用の手続きが完了すると、光コラボレーションやドコモ光などのサービスを利用できるようになります。

光コラボレーションの大きなメリットは、プロバイダ料金と光回線の料金が一括で請求される点です。

フレッツ光の契約では、通常、光回線とプロバイダの料金は別々に請求されますが、光コラボではこれが統合され、支払いがスムーズになります。

また、光コラボレーション事業者のサービスは、それぞれ独自のキャンペーンや割引が提供されることも多く、ユーザーにとって魅力的な選択肢です。

特にドコモ光のような大手キャリアが提供する光コラボサービスでは、スマホのセット割引が適用されることもあり、通信費をまとめて節約することが可能です。

転用の手続き自体も簡単で、NTTのホームページにアクセスし、必要事項を入力して転用承諾番号を発行するだけです。

この番号を取得すれば、光コラボレーション事業者へスムーズに移行でき、引き続き高速な光インターネットを楽しむことができます。

参考にしたサイト⇒【転用について

詳しくはこちらプロバイダー変更TOPに戻る